同じFXなんだから国内でも海外でも一緒ですよね
その気持ちはわかりますが、同じではありません
国内の方が安心感はあるかも
それぞれの特徴を解説していきます
この記事では、海外FXと国内FXの長所と短所を調べ、どちらの選択肢がより有益かを判断するのに役立つ情報を提供します。
海外FX業者と国内FX業者の主な違い10個を詳しく解説していきます。
結論から言います。
FX初心者であれば、なんのことかよく分からないかもしれませんが、この記事を最後まで読めば海外FX業者か国内FX業者、どちらを選ぶべきかが判断できると思います。
海外FX業者の7つのメリット
海外FX取引の大きな魅力は、数百倍から数千倍という高いレバレッジで、しかも追証なしで取引できることです。
国内FXでは数十万円から数百万円という大きな資金を保有しなければ、低いレバレッジで大きなリターンを得ることはできません。
しかし、海外FXでは、数千円から数万円という少額でも大きな利益を狙うことができます。
その上、追証が発生しないので、高いレバレッジによる取引でマイナスになっても借金をする可能性がないのも大きなメリットです。
このように、海外FXは比較的少額の初期投資で大きな利益を得たいというトレーダーに適しており、借金をするリスクもありません。
それでは、それぞれ解説していきましょう。
取引の透明性
FX業者には主に2種類の取引方式があります。
悪徳業者と善良業者ですか
違います
- DD方式:顧客の注文をFX業者が呑んで、必要な分だけ市場に流す
- NDD方式:顧客の注文をそのまま市場に流す
国内FX業者では、DD方式(相対取引、呑み取引、店頭取引)を利用する業者が圧倒的に多いです。
しかし、この方式は投資家から注文を受けた後、必要な金額だけを市場に流すため、業者が取引を操作できるというデメリットがあります。
また、FX業者は大量の注文を受けるため、投資家が損失を被ると業者側が利益を得ることになり、投資家に損失を負わせることも可能である。
また、DD法式を行うFX事業者として、いわゆるブラックボックスでのレート操作の疑いもあります。
一方、海外FX業者の大半は、顧客の注文を業者に介在させることなく、そのまま市場に流すNDD方式を採用しています。
一部の海外FX事業者は、国内と同様のDD方式を採用していますが、ほとんどがNDD方式を採用し、注文の流れを仲介するのみで、レート操作を行わず、顧客の取引を増やしてもらうことに専念しています。
NDD方式を採用した海外FX業者のメリットは、業者側よってレート操作されない透明な取引が可能な点です。
レバレッジの大きさ
国内FXの場合、日本の金融庁の規則でレバレッジは最大25倍までと決められています。
一方、海外FXでは数百倍から数千倍という高いレバレッジがかけられるため、少ない資金で大きな利益を得られる可能性があります。
例えば、
- 国内FX(最大25倍):1万円×25倍=25万円分の取引が可能
- 海外FX(最大1,000倍):1万円×1,000倍=1,000万円の取引が可能
このように、数千円から数万円という限られた資金で大きな収益を得たい方には、海外FXの取引を強くお勧めします。
「ゼロカット」システムにより追証がない
海外FX会社は「ゼロカットシステム」を採用しており、追証が発生しないようにする仕組みが採用されています。
つまり、海外FX業者で借金を負うリスクはないのです。
国内では、金融庁の規制で顧客の損失補填ができないため、ゼロカット方式を採用している事業者はありません。そのため、レバレッジをかけた取引で相場が急変し、口座残高がマイナス以上になるなど、損失が極端に大きくなるケースも少なくない背う。
FXをする上で借金を負わないようにするためには、海外FXが最適だと言えます。
通貨以外にも取引可能
国内の取引所では、多くの業者が20~30種類程度の取引商品を用意しています。
しかし、より多くのチャンスを求める人のために、海外のFX業者では、様々な通貨ペアやCFD所品など、最大で1000種類もの商品を提供しています。
例えば・・・
- 通貨ペア(マイナー通貨を含む)
- 株価指数(現物・先物)
- 金属(SILVER・GOLDなど)
- エネルギー(石油など)
- 外国株式
- ETF(上場投資信託)
- 仮想通貨
などの、国内FX業者にない商品を海外FX業者では取り扱っています。
トレーダーは、高いレバレッジを利用して、金や原油などの変動が激しく、短期間で大きな利益を得られる可能性のある銘柄に投機することも可能です。
海外FXではメジャーな通貨ペアだけでなく、多くの商品でハイレバレッジで取引することが可能です。
その点でも海外FXは、比較的短期で効率よく利益を得たいと考えている人にとっては魅力的かもしれません。
利用できるプラットフォームの豊富さ
国内FXの場合、トレード環境を選択できる業者は限られています。ほとんどの場合、トレーダーはFX会社が所有する使いにくい初心者向けのプラットフォームを利用するしかありません。
逆に海外FXでは、MT4(最も有名)、MT5、cTrader、CURRENEXなど、海外FX業者でしか利用できない取引プラットフォームが用意されており、トレーダーはより自由度の高い取引ができるようになります。
さらに、コピー取引プラットフォームやチャートパターン分析を容易にするオートチャーティストなどの優れた分析ツールにアクセスし使用することで、取引経験を向上させることができます。
より快適で有利な取引環境を求める人は、海外FXを利用することをおススメします。
より多くの選択肢の中から、より高度な機能を活用することができると思います。
ロスカットの水準が低い
国内FX業者の中には、ロスカットの基準を100%にしているところもあり、損失が少額であってもロスカットされやすくなっています。
一方、海外FX業者では、平均20%、中には0%というロスカット水準の業者もあります。このため、レバレッジを効かせた取引でも損失が少なく、証拠金ギリギリまで取引を続けることができるのです。
海外FX業者は、少ない資金で我慢強く利益になるのを待ちたいトレーダーにとって有利に働くと思います。
なんといっても魅力的なボーナスキャンペーン
海外FX業者では、新規に口座を開設するだけでボーナスを得ることができます。
また、100%入金ボーナスいより入金することで資金を何倍にも増やすことが可能です。さらに、取引を行うたびに、交換可能なボーナスがもらえる業者もあります。
さらに、海外FX業者が主催するトレードコンテストでは1億円以上もの賞金が貰えたりします。
限られた資金しかないトレーダーでもボーナスを利用して資金を何倍にもさせるなど、魅力的なボーナスを提供する海外FX業者もあります。
とはいえ、ボーナスが一切ない業者も存在します。
海外FX取引に慣れていない方や初心者の方は、ボーナスが充実している業者を選び、出来るだけ有利な状況でFX取引を開始することをおすすめします。
国内FX業者の3つのメリット
国内FXには、利用者に安全で信頼できる取引環境を提供するという大きな特長があります。
海外のFX業者は無秩序に詐欺行為を行う可能性がありますが、日本国内の業者は金融庁の厳しいガイドラインに従わなければならないため、業者に騙される可能性はかなり低くなっています。
また、取引手数料が安く、税金も安いので、資金が豊富で経験のあるトレーダーにとっては魅力的な選択肢です。
このように、国内FXは、信頼できる安全な取引を求める人にとって最適な選択肢であり、取引経験のあるトレーダーにとってはおすすめです。
信頼性・安全性が高い
金融庁は、国内の外国為替証拠金取引(FX)に対して、
- 信託保全の義務
- 120%以上の自己資本比率を義務化
など、多くの安全基準を設け、細心の注意を払っています。
また、国内のFX業者の多くは上場企業であるため、その信頼性はさらに強化されています。
一方、海外業者の多くは金融ライセンス無登録・信託保全無しであるため、信頼性・安全性に欠けます。
つまり、国内のFX業者の方が、より評判が良く、信頼できる業者と言えるでしょう。
海外FX業者すべてが信頼性がないというわけではありません
スプレッドが狭い
国内FXでは、圧倒的にスプレッドが海外FXよりも小さくなっています。これは、多くの国内業者が採用しているDD(Dealing Desk)方式によるもので、投資家のポジションを吞むことで利益を得るため、市場に注文を流す必要がないためです。
そのため、スプレッドは非常に狭くなるものの、トレーダーが損失を出せば出すほど、国内FX会社の利益が大きくなるという偏りが生じます。
そのため、0.2pipsから0.3pipsといった信じられないほど狭いスプレッドが発生することもあります。
非常に小さなスプレッドで取引をしたい人にとって、DD方式である国内FX業者を使用することがメリットである場合もあります。
大規模な取引を行う経験豊富なトレーダーの多くは、スプレッドの狭い国内FX業者を利用して、取引のコストを抑えている場合がほとんどです。
DD方式とNDD方式それぞれのメリット・デメリットについて
利益に対する税率が一律20%
国内FXでの利益は税率が一律20%に定められています。
正確には税率は一律で20.315%です。これには所得税15%、住民税5%、復興特別所得税0.315%が含まれています。
しかし、海外FXの場合は累進課税となっているため稼げば稼ぐほど多くの納税をしなくてはなりません。
1年間(1月~12月)の利益 | 税率 | 控除額 |
195万以下 | 15% | 0円 |
195万~330万 | 20% | 97,500円 |
330万~695万 | 30% | 427,500円 |
695万~900万 | 33% | 636,000円 |
900万~1800万 | 43% | 1,536,000円 |
1800万~4000万 | 50% | 2,796,000円 |
4000万以上 | 55% | 4,796,000円 |
海外FXでの利益に課される税金は、年間の利益が195万円以下の場合は、国内FXに比べれば低くなります。
しかし、年間利益が330万円を超えると、国内FXに比べ税率が高くなります。
さらに、海外FXでは損失が相殺できない(損失繰越ができない)という弱点もあります。
確定申告の際に、過去1年間にトレードで得た損失を、当年度に得た利益から差し引くことができる制度です。
まとめ ~初心者のうちはリスクの少ない海外FXがオススメ~
リスクを最小限に抑えながら、大きな利益を得たい方には、海外FX業者を利用することがオススメです。
みんな海外FX業者を使えばいいですね
そういったわけではなく、使い分けが大事です
どちらが優れているというわけでもなく、使い分けが大事なのかもしれません。
- 少ない資金でも大きな利益を狙いたい人
- ボーナスを使って海外FX業者を利用してみたい人
- 借金のリスクを負わずにFXを始めてみたい人
上の3つに当てはまる方は海外FX業者を使ってFXを始めてみてはいかがでしょうか。